本年もよろしくお願い申し上げます!
あけましておめでとうございます。
栗原貴子です。
こちらの写真は、昨年末に開催した”小料理たかこ”の日に、プロのフォトグラファーけいこ嬢に撮影いただいたものです。
アップしそびれたまま年越してしまい、新春のご挨拶用にいたしました。
けいこ、ありがとうね💛
私の実家は横浜市と、帰省ラッシュとは無縁の人生でございます。よって帰省にも締まりがないというか「あ~、適当に帰るわ」みたいな感じ。しかし、今年はなぜか30日に「迎えに行くから」と母から連絡が。高齢ドライバー・セバスチャン(父)の運転で拙宅にやってきたので、お昼ごはんを用意したりと、なんだかんだとやっていまして年末のブログアップもできずに「あわわわわ~」とパグ犬風太が待つ実家へと向かうことに。
物凄く神々しくもロマンティックな夕日を浴びながらのドライブ。ハンドルを握っているのがなぜ父なのか。どうして、イケメンではないのかと思う。「夕日がきれいね」と家族でロマンティックにひたりながら、父が元・イケメンであったことを思い出す。
母が夕飯はどうしよう? というので「天ぷら揚げようか」と小料理たかこの女将モードの私ははいう。女将はどういうわけか天ぷらを揚げるのがうまいのです。母にエビを奮発させ、背ワタを取るなどの下ごしらえを任せている間、女将はレンコンとさつまいもを切る。くどいようですが、女将は野菜を切るのが好きなのです。
野菜は水にさらしてから、丁寧にふきんやキッチンペーパーで水気をとることがおいしく揚げるポイントよ。
自分で揚げた天ぷらを「おいしい、おいしい」と食べる自画自賛女将。
31日は母が「横浜でもいく?」というので、ふたりで電車で横浜へ。遅いランチを食べ、ブラブラしながらお正月用の食材などを買い、お茶をする。
年が変わる直前に実家近くの大本山・総持寺に向かう。私は、どうしても除夜の鐘を突きたいのである。すると、珍しく母も行くという。どうも最近のニュースの影響で、娘がさらわれるのではないかと心配らしい。心配を謹んでありがたく受け止める。かくいう娘は高齢の父からどうやって車を奪取するかが気がかりであるが。
いそいそと出かけると、0時前から除夜の鐘は始まっており列に並ぶ。いよいよ私たちの番がもうすぐそこよ! というとき、母がふと「今、何時?」というのでスマホを見ると「おかあさん、あと1分で新年よ」というタイミング。母がゴーンとつき終わったその瞬間、日付が変わる。
2016年最後の鐘を母が、
2017年最初の鐘を私が突き
「いやあ、すいませんねえ。
一番、おいしいところ
もらっちゃって」
状態である。
お参りをしてから帰宅し、元日未明に床に就いたものの、しばらくして私は「電気、つけっぱなし?」と寝ぼけ眼で天井を仰いだ。私が寝ていた部屋のロフトの電気がつきっぱなしなのではないか、とばかりに天井が輝いている。なんだろう? なんだろう? ロフトにあんな照明器具はなかったのではないか。でも眠い。でも眩しいよ~。
ロフトの窓から初日の出の御来光がドストライクで差し込んでいたのだということに、目覚めてから気づいた。
間接的に
初日の出を
浴びた次第です。
もう、除夜の鐘と言い、初日の出といい新年をお迎えする行事が全自動で行われる様子に「なんてありがたいのだ」と感動しながらも、新年になってから年賀状にいそしむ。御用納めが28日だとしても、大掃除やら買い出しやら、その他諸々どう考えても新年を迎える準備はキャパオーバー気味なのではないか、と思う。
でも、
お正月の麗らかな日差しと
穏やかな空気、
澄み渡る青い空を見ていたら
「ま、いいか」
という気持ちになった。
年賀状は届けばよいのだもの。
そんなこんなで、年末年始を過ごし、
本日1月4日はパグ犬風太の14歳のお誕生日です。
風太、だいぶ撮影に飽きてきている様子。
このショットが撮りたくて、
このトレーナーを買ったんだから
付き合ってよ~!
とお願いしまくる。
相当、飽きていてもう、可愛い顔をつくってもくれない。
風太、豆大福に似てるし。
じつは風太は昨年の夏から秋にかけて、体毛が抜けまくったのです。もともとマラセチア毛包炎という皮膚の病気になっていたのですが、服薬と専用シャンプーによるシャンプーを続けても悪化。もう、薬はやめようと服薬をやめたのが悪かったのかと思いながらも、数年前に肉球にできた巨大イボの切除手術をしてから、獣医さんに行くと怖がって震えるので「かえってストレスなんじゃないか」と通院もやめました。
このときね、
もう13歳だからね、と覚悟したの。
こうなってしまったのは、
もう最期が近いからなのではないかと。
そのように決まっているのであれば、
あらがうことなく受け入れようと。
禿鷹のごとく脱毛しまくり、地肌がむき出し。その地肌もただれていてかわいそうでした。なので、「せめて服を着せてあげよう」と申したところ、母は「家にはこれしか服がなかった」とパンダの着ぐるみを着せてあげたのです。
すると、1週間で毛が生えはじめ、2週間後にはふっさふさに。
新しい被毛は子犬のようにやわらかくて真っ白。
お顔が白いのは白髪なんだけど。
皮膚のただれも、かゆみも、ニオイもなくなり完治。
私は神様仏様、ありとあらゆる「何か」にお礼を言いまくった。
パンダの着ぐるみ服が「奇跡の衣」かもしれないと思い、パンダの着ぐるみにもお礼を言う。
これが、奇跡の衣をまとった風太です。
2016年という年は、いろいろと「ありがたいなあ」という出来事がたくさんありました。
もちろん、「ありがたいとは言いがたい」こともあったけど。
気が付くと「ありがたいなあ」ということしか記憶に残っていなくて。
ということで。
旧年中はいろいろとお世話になりありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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