返礼に『ザ・ケールカレー』が届く、土曜日の昼下がり

こんにちは。栗原貴子です。

ブログもすっかりご無沙汰ですが、おかげさまで元気に暮らしている。というか、正確には繁忙期が終わって、この1週間ほどでようやく「ホッ」とひと息つけるようになり、元気になってきた、というところ。中年のくせに我ながら、よく乗り切れたな、と感心する。


そんな中年の私の、多忙で乱れがちな栄養状態を陰ながら支えてくれていたのが、ケールである。


ビンゴゲームで一度も「ビンゴ!」となったことはないくせに、ひょんな瞬間に「ラッキー」を引き当てる私であるが、昨年、参加した青汁で有名なキューサイのオンラインイベントで「ケール畑の1坪オーナー」に当選した。


その畑で収穫されたケールの生葉を、キューサイファーム島根から2月から毎月、お届けいただいていたのだ。そりゃあ、もうどっさりと。


私は黙々とケールを食べていた。ファームから届くお便りには、スタッフの方の写真もあって、その満面の笑顔に癒されながら、黙々と食べていた。パスタ、豚肉炒め、海老と卵炒めなどいろいろ料理した中で、お気に入りは「じゃがいもとケールとベーコンをオリーブオイルとガーリックで炒め、パルメザンチーズをかけていただく料理」である。基本的に、芋が好きなのだが。


イタリア出身のケールは、ガーリックとオリーブオイルの組み合わせと相性が良い。しかし、しょうゆ油や中華風味にも違和感なく馴染む、オールマイティぶりを発揮してくれた。


「うわあ! 大きい! 縦50㎝、横30センチ以上もある!」とケールの生葉のサイズをはかったくせに、写真を撮らなかったのは何故なのか? 繁忙期でちょっとどうかしていたんだろうな、と思う。


栄養豊富なケールのおかげで繁忙期を乗り切った私としては、なんとしてもお礼を伝えたい、と思った。そこで、お気に入りの和菓子に手紙を添えてキューサイファーム島根に送った。


すると、先ほど佐川急便のさわやかイケメンがやってきた。この彼はいつも「ちーっす!」という感じで、うちに配達に来てくれる面々の中でも、ダントツで軽快である。


軽快に届けられたのが、キューサイからの返礼であった。



『ザ・ケールカレー』


創業55周年記念で発売されたカレーである。


う、うれしい。かえって気を使わせてしまったな、とうっすらと思ったが、おいしそうなカレーの喜びの方が勝ってしまった。


じつは、カレーなどスパイスの類をこの2年ほど、絶っていた。理由は、2018年暮れのインド紀行で舌はスパイスの美味を満喫したわりに、胃腸のほうは軟弱であることが判明。以後、どうもスパイスとの相性が悪かったのである。


しかし、コロナ禍による、旅や会食をしない生活で食生活がマンネリ気味だったのがよかったのだろうか。今年に入ってから、ココ壱番屋のカレーをテイクアウトしたところ、セーフ。めでたくカレーとの復縁を果たしたのであった。


カレーとの復縁を祝うかのように、カレーを贈っていただけるとは! これはもはや、カレーと私のマリアージュ。

『ザ・ケールカレー』は数量限定販売なので、「おいしそう!」と思った方はお早めに。

ケール畑の1坪オーナーになっていなかったら、繁忙期の私の食生活はすさんでいただろうな、と思う。生葉を届けてもらっていた期間が繁忙期にぴったり合致しているのだ。そう考えると、すべての出来事は起こるべくして起きていて、どんな出来事にもちゃんと理由があるのだな、という思いがいっそう強くなる。


大変な思いをしているときは、ひたすらツラいけれど。それをなんとか乗り越えたときになんというか、自分がパワーアップしたな、って感じがする。「やればできるじゃん、あたし」みたいな感覚は、自信につながるから。


ということで! 読んでくださって、ありがとうございました。

みなさまの毎日にププッと笑顔があふれますように♪

栗原貴子のでこぼこオンナ道

栗原貴子/編集・ライター、コピーライター フリーランス歴23年。広告、宣伝、啓蒙につながるクリエイティブ制作、コピーライティングが得意。2019年より きもの伝道師 貴楽名義で着付けパーソナルレッスンを中心に活動開始。きもの歴は四半世紀越え。