本気で「生き方」を問われる時代になってますね感が半端ない2017年夏ですね。

こんばんは。栗原貴子です。

2017年夏の「思い出フォト」その1


バツイチ独身、ひとり暮らし、フリーランサーという身の上の自分を、こう見えて「かわいそうな私」と思っていた時期がありました。


今は「私って世界最高レベルの自由人なんじゃない?」ぐらいに思っていますけれども。


自由と不安というのは正比例するそうで。


不自由な環境で暮らしている人ほど、不安度は低いらしい。ムショにいる人なんて不自由の極みだけれども、不安レベルはそうでもないんですって、奥さん。


けれど、自由に暮らしている人の不安レベルが高いってこと、あんまり知られていないから羨ましがられるんですよね。「自由でいいねえ」って。ほら、昨今は会社勤めでも「安泰」って感じでもないからでしょうね。


将来が不安、というときに大おススメなのが映画『デイ アフター トゥモロー』。あんなことになってしまったら、社会的ステイタスとか、預貯金の額とか、結婚できないとか、離婚したとか、彼氏彼女がいないとか、年金が~とか、そんなこと言ってる場合じゃないですからね。


鑑賞後は


ああ、今日もお家で無事に眠ることができて本当にありがたいな~。


という気分になりますので、お試しください。


さて、私は自由でありながら、不安の発作からも抜け出すことができたので、こうやって元気に暮らせるようなって本当によかったなあと毎日、シミジミしているわけですが。


この夏、精神的なダメージが大きすぎるよね、って出来事に遭遇した友達がいて。

私も友達を通じてちょっと関与したのだけれども、途中で「おっと、いけねえ」と気づき「お手伝いできるのはここまでです」という線を引きまして、遠くから見守る係になりました。


友達も私も「生き方を変えようね」というタイミングなんだなあ、と感じているのですが「他人の問題に必要以上にかかわらない」というのが、私と友達に共通しているテーマ。


見守る係として客観的にことの次第を見つめると「え? 悪魔なの?」みたいなキャラがからんでいるんですね。その人のことは仮にダミアンと呼ぼう。

ダミアン、次から次へとぱっと見は不可抗力に見えるトラブルを起こす。ぱっと見は不可抗力なんだけれども、よ~く考えるとダミアンの不注意や失言があったり、世の中舐めてるのか? というような要素があるのです。


ダミアンもまた、「生き方を見つめなおしなさい」というサインとしてそういうトラブルを起こしているとしか思えない。しかし、当のダミアンは本家ダミアンほどに分かりやすく悪魔ではないため、「自分が悪いのです」としおらしく、時に落涙しながら土下座をするなどの反省ポーズをとるものだから、直接的にかかわっている人たちは情にほだされるわけです。


けれど、話を聞いているだけの私(ダミアンとの面識はない)は「なんかさ、芝居がかってるんだよねえ」と感じたのです。泣いて土下座って何よ? みたいな。


そこで、直接的にダミアンに関わっている友達に思わず「話だけ聞いているとね、反省したり土下座したり泣いたりはいいからさ、どう始末をつけるのか具体案を提示しろって思うのよ」と言ってしまいました。


2017年 夏

全米が絶叫!

悪魔と魔女の対決を描いた最高傑作!

『ダミアン VS たかちゃん』


って感じです。 


魔法使いサリーちゃん的な可愛らしさよりも、毒リンゴをぐつぐつ煮ているほうがお似合いなワタクシ。


毒の一矢を放ったその瞬間は、友達が「ダミアンもいろいろかわいそうな身の上なのよ」「ダミアンが泣いて土下座してね」といったエピソードを私に披露している真っ最中!


「ちょっとは空気読もうよ」ってタイミングで発せられた魔女の毒舌に驚く友。


しかし、魔女の毒矢によって冷静さを取り戻し「言われてみれば、ダミアンからは解決のための具体案が何ひとつ提示されていない」と言う事実に気づいた次第。



その件から手を引く、もう関わらないという意思は固まったものの。

ダミアン由来のトラブルの数々に関わったことで生じた、

精神的なダメージに今、苦しんでいるのです。



でもね。魔女のたかちゃんは信じているのです。

友達は今の苦しみから抜け出すし。

生き方をガラッと変える!って決意を、苦しみを経て固めていくんだろうなって。


冷夏で雨が多くて、日照が少なかった8月前半を振り返って。

この夏は、私達の「生き方」が問われているな、と思ったのでした。


『デイ アフター トゥモロー』を鑑賞して、普通に過ごせることのありがたみをもうちょっとシミジミすることが必要ね、って感じています。


今日も読んでくださり、ありがとうございました。

皆様の毎日に「ププッ」と笑顔があふれますように♫

栗原貴子のでこぼこオンナ道

栗原貴子/編集・ライター、コピーライター フリーランス歴23年。広告、宣伝、啓蒙につながるクリエイティブ制作、コピーライティングが得意。2019年より きもの伝道師 貴楽名義で着付けパーソナルレッスンを中心に活動開始。きもの歴は四半世紀越え。