何かを成し遂げた人は「自分の心と体」を大切にしているのね!を昨日の取材で確信しました。
こんにちは。栗原貴子です。
2017夏の思い出 その2
この数年、年に1度というスパンでレギュラーでいただいているお仕事が2つあります。ひとつは夏、ひとつは冬の個人的な風物詩となっていますが。いずれも、経営者の方にご指名をいただいておりまして、本当にありがたいことです。
夏の風物詩のお仕事の取材で私は「私って、やっぱすごいわ」と自画自賛したのですが(笑)、公開インタビュー(つまり、聴衆がいる中での取材)の上に、取材対象者の方々のコメントは2つの特集に分けてそれぞれ、座談会形式でまとめるという超難題。
聴衆がおもろいか? を考えながらの質問。
聞いた話を後でまとめる、ことを想定しながら進行。
例えるならば「徹子の部屋」のゲストが数人いて、その後でゲストの話を別々に原稿化するっていう感じで、私は徹子さんの役。徹子さんの場合、めっちゃ予習してインタビューされてますが、今回、予習もなしなもので。
「いくらなんでも、それは無理です!」
とダダを湖ね、少しばかり個別インタビューの時間を頂戴した次第です。
結果、自分のポテンシャルを知ることができたので「よかったなあ」とありがたく思っているのですが、さすがに昨日は脳がオーバーヒートしました。
前振りが長くなりましたけれども。
ここから「生き方を変える」という前回の記事のお話につながって参ります。
公開インタビューは、「あることを成し遂げた人たち」のお話を「目指している人たち」が拝聴する、というものだったのですね。
そこで出たお話を一晩、振り返ってみたのですが。
「成し遂げた人たち」はその目標に向かっている間に「自分の心と体を大切にしている」ということが、夢に出てくるぐらい、とても印象的だったのです。
例えば、目標達成のための勉強の時間はどうやってやりくりしたか?
という質問に対して。
食事や睡眠、入浴といった「生きる上で必要なこと」とテレビ視聴やゲームなどの「娯楽」の時間をあらかじめ決めて。
残った時間を勉強にあてる、という思考なんです。
睡眠時間も7~8時間は確保しつつ、「日中に眠気が襲ってきたら仮眠とります」とか。「ゲームしてました」「遊んでました」とお楽しみ時間も忘れない。
昔、日産セフィーロのCMに起用された「くうねるあそぶ」という、糸井重里さんの名コピーがありましたけれど。まさにその「食う、寝る、遊ぶ」の時間を確保した上での「勉強時間」なのです。
でも、今のニッポンの風潮って「勉強」とか「仕事」が最優先で残りの時間が「食う、寝る、遊ぶ」って考え方が主流になってきている。それができて当たり前、できないとダメ、ぐらいに幅を利かせている。
でも、そういう考え方が、生きにくさにもつながっているように思うのです。
「しょうがないじゃん!」とイラっとした方も多いと思います。
でも、そのイラっとは「ストレスの証」なのではないかな。
そしてストレスは「心と体」が疲れちゃっている証、でもある。
「成し遂げた人」は自分のことをよく知っているのですね。
自分がどれだけ集中できるかとか、集中できるのはどんな環境かとか。何が好きで何が苦手か。そのすべてを受け入れて「対策」を考えて行動しているのです。
だから「死ぬ気で頑張りました」的なド根性コメントは一切、口にしない。
淡々と、やるべきことを続けていけば大丈夫ですよ♪
ぐらいの軽やかさ。
そして、
人って苦手なモノのスペシャリストにはなれない、と割り切って。
けれど、苦手なことでも必要ならば「そこそこ」ぐらいにはできるようにしよう。
そして得意なことを伸ばそう。
という感覚なのですよね。
巷にあふれている上に「そういうモノ」として幅を利かせている、頑張ってナンボ、頑張りを時間などの数値で「どうだ!」と語る、苦手を克服! みたいな精神論とは真逆といってもいいでしょう。
さらに「成し遂げた結果」は誰かに褒められるとか、一目置かれるとか、そんなことはまったく考えていないのも特徴的なのでした。
長くなりましたので、「成し遂げた結果」については、また次回に。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
皆様の毎日に「ププッ」と笑顔が溢れますように♫
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