これからの時代の幸せの秘訣は「自由に生きること」

こんばんは。栗原貴子です。

Ⓒ佐藤美紀

松の木の枝に「松脂」の塊? 実?を発見するも、『巨大なイモ虫!?』と勘違いしてフリーズしながらビビッている瞬間を、佐藤美紀ちゃんのカメラが捉えました。我ながら面白い表情なのでお気に入りです。都会っ子、自然リテラシーが低すぎ……。



「生き方を変えよう!」「生き方を変えたい!」と思っている人が、身の回りでも増えているなあって感じる今日この頃です。


そのために「どうしたらいいの?」という話になって。


私も「どうしたらいいのかな」と考えたわけですが。


そもそも、「どうして生き方を変えたいの? 変えようと思うの?」って考えると。


幸せを感じていないから、なんですよね。


そして


幸せを得るためには、お金や地位や彼氏彼女や家族といった存在が不可欠だと思っている。だから、「幸せのためには不可欠な存在」が欠けていると「幸せじゃない」って感じてしまうわけですね。


卵が先か鶏が先か、みたいなことなのだけれども。


これまでの時代は「幸せのためには不可欠な存在」を手に入れることで、幸せは積み重ねられたと思うんです。なので、私もそのひとりですが、そうした「不可欠な存在」を100%手に入れることなく生きてきちゃった人は、焦燥感にかられまくっていたわけです。


でも、この数年の時代の流れ方を観察してみても。


結婚して子供もいる女性が「ワンオペ育児に疲弊している」と話題になったり。

有名企業に勤めている人の、自死や過労死の報道を耳にすることが増えたり。

預貯金を「オレオレ詐欺」などでとられてしまったご老人も後を絶たないし。

恋人間、家族間の刑事事件も増加している。


こうした報道に触れるたびに。


お金も地位も恋人も家族も。

必ずしも「幸せのために不可欠な存在」ではなくなっている、ということを私達に突き付けてきているように感じていました。


でも、そういうことを友達に言うと「ひねくれもの」だと思われたり。

「じゃあ、不倫もOKだね?」と、おバカなオッサンに手を握られたり。

「あなたは自分が離婚しているもんだから、そんなことを言うのよ!」と未婚女子にヒステリックな言い方をされたりしてきたので。


あんまり言わないようにしてきました。

(これも「人がどう思おうが、気にしないぜ!」って思えれば、別にどうってことないんですけどね。それについては、また別の機会に)


私が言いたかったのは、「幸せになるために不可欠な存在」と思い込んでいる「何か」をゲットしてないから幸せになれない、ということじゃないよね、ってこと。


「幸せになるために不可欠な存在」とされてきたことを持っていなくても「幸せ」を感じることはできるし。

もちろん、持っていることがさらなる「幸せ」にもなる。


要するに。

何を手にしているかではなくて。

「幸せだなあ」って自分で思っていれば、

どんな身の上であろうと幸せなんですよね。


けれど、独身者が「幸せです」というと「強がっている」とか「あの人は変わりもんだから」とか言われたり思われたりして。


はっきりいって

余計なお世話様


なんですけれども。


そういう世の中の「圧力」みがいなものと、自分の焦燥感がまじりあって「自分は幸せじゃない」と感じる状況をかつての私は自分で作り出していたように思います。


そこから抜け出した今の、バツイチ独身、ひとり暮らし、フリーランサーという身の上の私が「楽しそう」に見えるからでしょうか。

このごろ、「老後の心配」を相談してくる人も多いのだけど。


30年後を憂うよりも、

今、ここに生きていることを

もっと楽しんだら?


と、私にしてはかなりマイルドな(つもり)の毒矢を「プッ」と放っております。


30年後、地球が今の状態であるとは限らないのだし。今年の夏は涼しい日が続いたけれども、東京で野外に植えられたハイビスカスやブーゲンビリアが越冬して毎年、きれいな花を咲かせるって確実に気候が変わってる証拠ですものね。


地球はそうやって少しずつ、変わってきている。気候変動は人間がCO2排出するからとか、まあ、人が原因っていう側面もあるし。資源エネルギーはいずれ枯渇します、って小学生の頃に習ったように、原油もそうだし、金とかプラチナの価値もどんどん高騰したしね。


人間、とりわけ日本人は

同じ価値観のままで

いようとしているから

生きにくいんだわね!


ということでね、現代ニッポンで圧倒的な勢力を誇っている「かくあるべし的な価値観」に惑わされて、幸福感を下げる生き方を私はやめようと思ったのでした。


「自由に生きること」を選択しようと決めたのです。


ここでいう「自由」とは、身勝手なニュアンスではないですよ。

多様性を受け入れることとか。

性別や年齢にひもづいた固定観念を持たないとか。

いちいち、優劣をつけて物事をみないとか。



そういう意味での「自由」です。


精神、心の「自由」ですね。


そして、この「自由」を持っていれば、自分が秘めている可能性が開いていくのだと思っています。


今日もよんでくださり、ありがとうございました。

みなさまの毎日に「ププッ」と笑顔が溢れますように♫
































栗原貴子のでこぼこオンナ道

栗原貴子/編集・ライター、コピーライター フリーランス歴23年。広告、宣伝、啓蒙につながるクリエイティブ制作、コピーライティングが得意。2019年より きもの伝道師 貴楽名義で着付けパーソナルレッスンを中心に活動開始。きもの歴は四半世紀越え。