40歳からの美容論。<ハピネス ダイエット>
こんにちは。栗原貴子です。
ヤーマン様の会報誌『Kirei up Style』にてダイエットの連載を担当しております。
around20歳のころにダイエットをして以来、私は油断すると太る体質であると自覚。
着物の寸法をキープしたいという一心で、体型維持に努めておりまして。
そのメソッドをお話したところ「面白いですね!」と連載ページを頂戴した次第。
ブログでは『Kirei up Style』のスペースの都合上、書ききれないことを書いていきますね。
若い頃は健康は「当たり前」であり、美容に特化して意識できたけれど。
年齢を重ねると「健康」は当たり前じゃないということに気が付くようになり。
多くの女性が四十路の声を聞く頃には「健康あっての美容なのだ」と気づきます。
この「健康」は体はもちろん、心の状態も含めてのことであり。
健康な
心身なくして
美容は語れない
ダイエットならば「食べるのを我慢する」とか「運動は苦手だけど頑張る」といった「我慢」や「頑張り」によって突き進んでいくと、ストレスが溜まって「我慢して頑張ってるのにちっとも痩せない」という状態になるし。
そもそも我慢や頑張りって続かないし。
という負のスパイラルに陥るので。
ま、いいか!
ぐらいの気楽な感じで、ストレスにならないようにいることがとっても大事。
加齢による容姿の変化を指して「劣化」と言う言葉を使う風潮、私は嫌いなのだけれども。
どんなものであれ何もしないでいたら「劣化」するのが世の常。
私が愛する着物だって、何もしないで箪笥にしまっていたら劣化します。
そこで、風に当てたりして
お手入れ
するわけですね。
お手入れっていうと、あれこれ手をかけるようなイメージがあるけれど。
汚れをためない
温度湿度、直射日光に気を付ける
といった最低限のことを、きちんとやろうね、ってだけのことでもあります。
こうして書いてみて、着物のお手入れとスキンケアって似てるというか。
同じじゃん!
って気づいたのですけれど。
だいたいのモノやコトの「お手入れ」ってそういうものなのですよね。
ダイエットについても
適度に食べて適度に体を動かすことが大事。
摂取カロリーが消費カロリーを上回るから「太る」というバランスの問題なのでありますよね。
甘いもの大好き💛
やめられないよね💛
というのはガールズトークの登場頻度の高い話題ですが。
私も甘いモノ大好きなのですけれど「太っちゃう~」と気にしながら食べることをやめて。
ほどほどの量を
おいしくいただき
大満足。
という風に考えるようにして「ほどほどの量ではおさまらない理由」にクローズアップしてみたら、そこにはストレスがあったりするわけです。
つまり「食べ過ぎる」というのは現象であって、問題の核は「ストレス」なわけですよね。
さて。
日本の文化には「目で味わう」という概念がありまして。
見て満足する。
という方向で心を豊かに満たすという考え方が存在するのです。
生和菓子など、食べるのがもったいないぐらい美しいですよね。でも、賞味期限がめっちゃ短いので今日中には食べなくてはならない。だから、納得いくまで眺めつくしていただくということをしていると。
あれ?
すごい満足感💛
になるから、人ってほんとに不思議です。
心が豊かになる、ということはストレスが軽減するということでもあるので「いかにして自分の心を満たしていくか」が健康はもちろん、美容にも大いに関わってくるわけです。
「幸福感」。ととかくストレスがたまりがちな、現代社会を生きる私たちのキーワードでもあるな、と思います。
ダイエットに関していうのであれば、太っていることが「いけません!」というのではないのだと思うのです。
それによって、自分の幸福感が下がっているとしたら。
健康面にも影響しているのだとしたら。
そのことが問題だよね、ってこと。
心の奥底にある「幸せじゃない感じ」「欠乏している感じ」を満たす手段として「食べ過ぎ」「飲みすぎ」という行動に出ているんじゃないか? って考えてみることが大切なのだと考えています。
今日も読んでくださってありがとうございました。
みなさまの毎日にププッと笑顔が溢れますように♫
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