デニム着物×半幅帯の着付けなら浴衣が着れれば即着物デビューできちゃうのですよ!

こんにちは。栗原貴子です。


先日、デニム着物デビューを果たした私。

その模様は「外国の方とのトークに役立つ、デニム着物と日本の着物の共通点のお話。」の記事をご覧くださいね!


デニム着物を着てみていちばん、実感したのはいわゆる一般的なきもののときよりも、面と向かってお話しているお相手が格段にリラックスされていた、ということ。


あ、私

威圧感

バリバリ?


と、友人に聞いたところ、どうもそうではなくて。

”きものを着ている人と向かい合っている”ということで『自分もしゃんとしなければ』と思わせてしまっていたっぽいです。


その理由を真面目に考察すると

①全体的に服装がカジュアルダウン傾向にある

②きもの姿の人が減って「見慣れない」ため

ということではないかと思います。


その点、デニム着物を着ているときは、みなさん、とってもリラックスしてくださる。

お洋服のカジュアルダウン傾向と合致するのでしょう。


そこで、今日はさらにカジュアルに半幅帯で外出いたしました。

半幅帯とは、浴衣の時に使われる帯です。


半幅帯ってね、リバーシブルになっているものも多く、裏と表で二度楽しめるという魅力があるのです。


また、やたらと楽し気な自撮りで恐縮ですが。

A面は猫の刺繍

B面はこんな感じの柄


1本の帯で2つの柄が楽しめるのです!


A面、B面どちらにするかで、コーディネートの雰囲気が全然、違うでしょ?


さらに、この着付けであれば


浴衣の着付けに長じゅばんを足しただけ。


というお手軽さ。


つまり、浴衣の着付けさえ覚えれば、デニム着物デビューもできちゃうわけです。


もちろん、一般的なきものでも、綿や麻、正絹でもカジュアルなきものであればこれでOK!

(ちなみに、男性の場合の浴衣の着付けは旅館の浴衣に毛が生えたようなものです。きものもそんな感じ。すごーく簡単でございますよ)


とはいえ。


「成人式で振袖を着たときに大変、苦しくて気分が悪くなった」

というトラウマをお持ちの方も少なくありません。

また、

「私はきものが似合わない」

とおっしゃる方もいらっしゃいます。


気分が悪くなるほど苦しいのは着付けの問題(平たく言えば着付けがヘタってことです)。


似合わないのは色や柄の選び方、着付けの仕方の問題。


なのです。


自分で着れば100%気分は悪くなりません。

(お酒を飲みすぎたり、ノロウイルスなどの感染症にかかったら別ですよ)


色や柄の選び方もお見立て次第。

(たいていの方が、洋服では着たことがない色や柄がお似合いになります。洋服の場合、私はチェックはオバ度が増し、ボーダーは爆笑モノ、ストライプは何を着てもパジャマにしか見えないですが、着物ではチェックやストライプ、イケます。ボーダーの着物は未経験なのでなんともですが)


ですから、

「きもの憧れるわ~」

というお気持ちがちょっぴりでもありましたら、ぜひ、着物道へ足を踏み入れていただきたい! という思いから「きものナビゲーター」として着物道の歩き方をご案内する活動を始めたいと考えております!


どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m


今日も読んでくださってありがとうございました。

皆様の毎日にププッと笑顔が溢れますように♪

栗原貴子のでこぼこオンナ道

栗原貴子/編集・ライター、コピーライター フリーランス歴23年。広告、宣伝、啓蒙につながるクリエイティブ制作、コピーライティングが得意。2019年より きもの伝道師 貴楽名義で着付けパーソナルレッスンを中心に活動開始。きもの歴は四半世紀越え。