PR、販促、宣伝の「あり方」が変わってきていると感じる今日この頃。
こんにちは。栗原貴子です。
ご近所の桜、おてんとうさまの感じが不思議な写真が撮れました。
このところ、お仕事を通じて「古きもの」&「良きもの」を伝えることの喜びに打ち震えておりました。「古きもの」と「良きもの」が合体して「古き良きもの」というモノもあったりして。ブログもけっこうご無沙汰ね。
古き良きものというと、何やら懐古趣味っぽいけれどそうではなくて。
先人たちの知恵や暮らしを知っていくと生活スタイルとかテクノロジーが現代とは違うってだけで、本質的なことはあまり変わってないなってことに気が付きます。
例えば、昨今では「働き方改革」「副業」なんてことが言われていますでしょ?
でも、収入源を複数持つことって、じつは昔からやっていて。
例えば、農家の方は農閑期に機(ハタ)を織って現金収入を得ていたんですね。明治ごろまでは。
江戸時代、武士が傘はったり、竹籠編んだりと内職をしていたのはよく知られておりますよね。
そう考えると、「手に職を!」とか「キャリアアップ!」「専門職!」みたいな、現代を生きる私たちが受けてきた教育のほうが、歴史的にみると浅いわけです。
農家の方が機を織るというのは、とても合理的だなと思うんですね。
農業は屋外作業であり、天候という自然の営みの影響を100%受けるお仕事です。
「雨が降ったらこの作業はできない」というようなことが起こります。
一方の機織りは屋内ででき、天候に左右されないため自分でペース配分ができる。
この視点は現代人の私たちが「副業」を考えるときに、ぜひ、参考にしたいものです。また、これからの時代の「働く」って、こういう風にチャンネルを複数持つことも大事になってくると思うので若人の方はぜひ、先人の知恵をご参考にね。
また、前置きが長くなってしまいましたっ!
詳細はまだ発表できないのですが、この度、きもの好きにはたまらないお仕事の機会に恵まれて「先人の手仕事」というものを勉強しておりました。
私の仕事は、現代のビジネスを盛り立てるためのキャッチコピーを考えること。これがアウトプットとなって、お金をいただいております。
アウトプット部分だけを見ると「ほんのちょっと」な文字数なわけですが、インプットのところでけっこう時間も労力も費やします。というか、費やしまくったほうが、確実にいいコピーができます。なので、可能な限り費やすわけです。
凝り始めるときりがないです。
なので、締め切りという期限から逆算して「どこまで探求するか」というのを感覚的に調整しているのです。以上、「なにも考えてなさそうに見える私ですが、案外、考えてるんですよ」アピールでしたっ!
「古きもの」「良きもの」を伝えようと思うと、本当にいろんな要素がからんでくるので取捨選択しつつの、理解しつつの、というインプットになります。
これが
めっちゃ
楽しいのね~。
そして、大体の場合が感覚的に最初に「ピピッ」ときたことが「イケる」ってネタになる。
インプット作業はこの「答え合わせ」みたいなものでもあるのです。
先日、別件のお仕事で「なるべく、ニュートラルな状態でご覧いただきたい」とディレクターからのお言葉をいただきました。つまり、事前の予習とかあんまりしないで、ということ。
ああ、もう
この方ったら
あたしのこと
分かって
いらっしゃるわ💛
と、しびれました。
じつは、私の体感ではありますが「机上で生まれたキャッチコピー」が成果を出さない時代となってきているとひしひしと感じております。言い換えると、これまでは分析や考察といった机上で生み出したキャッチコピーでもある程度の成果を出せたのです。もちろん、統計やデータというのもインプットに必要な材料なのですけれどね。
インターネットの普及によって、ネット上でなんでもかんでもできる時代になっている一方で、最先端のIT業界の人たちがリアルに顔を合わせることを重んじていたりするのも事実なんですよ、奥様。
なので。
PRや販促、宣伝にお悩みがある場合
・体を使うことの比重を増やす。
・先入観のない、ニュートラルな視点を取り入れる。
・なんなら、栗原さんに相談してみる。
という方法をご検討くださいませ。
あら? いやだ。あたしったら、久しぶりにブログをアップしたかと思いきや、宣伝っぽくなっちゃったわ。
そんなこんなな私でございますが。
今日も読んでくださってありがとうございます。
みなさまの毎日にププッと笑顔があふれますように♪
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