古民家+落語+浴衣と大好物が三つ揃いで、今年上半期を締めくくりました!

こんにちは。落語会にて「あの人、サクラ?」ってぐらいに大笑いした栗原貴子です。

会場は古民家カフェ連月


映画やドラマ、雑誌の撮影などでも使われているだけあって、和装が似合う、趣あふれるたたずまい。


取り壊しの危機!を地元パワーで残されることになり、古民家カフェとして歴史を今に伝えてくれる建物です。和装でのお出かけはタイムスリップしたかのような感覚になります。

今回の演者さんは立川晴の輔さん

私はかねてから超独断と偏見と上から目線による「無人島漂着時におけるスタメンリスト」を脳内で作成しており、「噺家さん」はその筆頭にあがる職業です。落語会のプリンスの異名を持つ晴の輔さんには、無人島でもプリンスとしてご活躍いただけることと思う。


お気づきのように私は無人島漂着ライフを快適に過ごすためのメンバーを職業で選んでいるわけですが「漁師さん」「農家さん」「大工さん」「お医者さん(ERのドクター希望)」とこのリストは続きます。


去年の落語会で知り合った税理士さんにもこの話をしたところ「私は無人島には連れて行ってもらえませんね」とさみしそうにおっしゃっていた。「たしかに、金銭のやりとりや納税ナッシングな世界では、残念ですがスタメン落ちですね」って、時々こうした「あんた何様?発言」をする私ですが、「そんなところも面白い」と受け止めていただければ幸いです。そして「ライター稼業のあなたこそ無人島で役に立たない職業リストの上位ランキングではないか」というまなざしで周囲に見られているのを察した私はこう言いました。


「私は無事に帰還した後に、漂流記を書く担当です」



さて、連月での落語会は「古民家」「ドレスコード浴衣」「落語」という私の大好物が揃い踏みな上に、落語の上演後においしいお食事をいただけるという、この上ないお楽しみがギュッと詰まった催し。昨年、落語会の前日に「まだお席がありますか」と駆け込みで申し込んでひとりで参加した私の話を聞き、興味津々だった和美さんと里美ちゃんをお誘いしての参加。

いちばん左、私の浴衣は「奥州小紋」というものです。半衿を合わせれば着物っぽく着付けられるよう、こちらも広衿で仕立てていただきました。帯はの半幅帯。紅白リバーシブルです。この日は白い面を採用。


中央の和美さんのろうけち染めの浴衣は高校時代に家庭科の授業でご自身が手縫いされたというお品。昔の反物は質がよいのでまったく色褪せません。帯は博多織の絽の夏帯です。


右の里美ちゃんはきれいな桃色の小千谷縮。私も小千谷縮を持っているので、小千谷姉妹になろうかな、と思ったのですが「長じゅばんに半衿をつけていない」ことが判明。半衿つけ、今は便利なワンタッチアイテムが多数、ございますが私は古典的に手縫い派なので、事前の準備が大切です(小千谷縮は長じゅばんが必要なのです)。


装いの準備は片手落ちでしたが、笑いへの事前準備は万全でございました。昼過ぎから拙宅でおしゃべりの合間に着付けするという「超個人的前座」を行っていた私たち。笑う準備万端で臨んだため、落語会終了時には笑いすぎてヘロヘロ。でも、たっぷり笑って楽しんだ精神的充足感は、肉体の疲れなど吹き飛ばすのですよね。心が充足していれば人は元気いっぱいになれるんだな、と実感したのでした。


落語会の前日、29日に鎮守神社に初穂料をお納めして夏越の大祓で形代を払っていただいたからでしょうか。心身ともに絶好調! 嬉しい、おいしい、楽しい、幸せ♡な時間でございました。上半期の締めくくりとして最高の1日となりました。


ご一緒してくださった和美さん、里美ちゃん、落語会主催の丸や呉服店様、そして落語界のプリンスありがとうございました。


今日も読んでくださってありがとうございます。

みなさまの毎日にププっと笑顔があふれますように♪







栗原貴子のでこぼこオンナ道

栗原貴子/編集・ライター、コピーライター フリーランス歴23年。広告、宣伝、啓蒙につながるクリエイティブ制作、コピーライティングが得意。2019年より きもの伝道師 貴楽名義で着付けパーソナルレッスンを中心に活動開始。きもの歴は四半世紀越え。