トイレットペーパーラスト1、いよいよインド式かと悩む夜更け。

こんばんは。栗原貴子です。


1日中、PCの前にいた。気づいたら深夜だ。ものすごく仕事をこなした気がするので、そういうことにしておこう。

相変わらず、トイレットペーパーが入手できない。

今、フォルダーに入っているのがラストだ。1ロールで3ロール分ではあるが、さすがに心もとない。「いざとなったら、インド式」の都度シャワースタイルの導入という運命である。

報道では「在庫は十分あります!」と言ってはいるが、近所のドラッグストアやスーパーでは相変わらず品切れが続いている。開店前から並んで瞬く間に売り切れなのだろうか。そこらへんの事情を同じことを何度も聞かれているであろう店員さんにヒアリングするのも、申し訳なくて遠慮した。


愛用しているLOHACOで買おうか、とサイトを開くとコロナウイルスのせいで、業務いっぱいいっぱいなのでと2日間の閉店とのお知らせ。

PayPayのショッピングサイトを使うようにしてね、と誘導された。

『PayPay使ったことないし』と思いつつも、おススメされたサイトに飛ぶ。すると何故か、私はPayPayのボーナスポイントとやらを保有していた。使ったことのないのに、ボーナスポイントがついているなんて私はどんな徳を積んだのだろうか? お布施か? 怖いじゃないか。


1ロールで3ロール分のいつものトイレットペーパーのお値段が780円もした。近所のドラッグストアなら328円だ。『これがウワサの転売ヤーってやつ?』と疑ったが、多分、違う。しかも、送料が600円もかかるという。どういうこと? 消費税を入れてトイレットペーパーに1400円以上も?


いよいよインド式か、と逡巡した。

ⓒ織田桂子

大丈夫、ほら。私、インドで子ヤギを抱いたじゃない!

しかし、私が体験したインド・ガンジス河のリバークルーズ船の旅はラグジュアリーであった。

ⓒ織田桂子

観光から戻るとおかえりなさいおしぼり。

ⓒ織田桂子

手を拭いた後はおかえりなさいドリンク。


観光地などで本場のインド式の個室を数回経験したが、紙はあった。用を足して外に出るとクルーが除菌ジェルを持って待機してくれてた。

今、我々に推奨されているコロナ対策レベルの衛生管理の中での、インド旅。


やっぱり私にはインド式の採用はハードルが高い。


『もしかして、この日のためにPayPayさんは私にボーナスポイントをくれたのかしら?』


じつは、いつの間にか1338円分ものポイントを保有していたのだ。

心置きなく1400円かけてトイレットペーパーを購入できるポイント残高である。なのに「いよいよインド式か」などと思ってしまった。だって、こんな高いトイレットペーパー、買ったことないんですもの。

お買い物画面に進むと「Tポイントは使わなくていいの?」と画面が出てきた。

Tポイントは先日、何かで使ったので残っていたのは28円分。

結局、数十円の支払いで済んだ。


突然、すごくトクしたような気分になった。


しかし、配達は最短でも9日(月)の午前中になるという。


ラスト1ロールをもたせなくてはならない。トイレットペーパーの減り具合など、これまで意識していなかったのでいささか不安であった。


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上記の記事を書いたのは、数日前である。結局、ラスト1ロールはまだ残っている。さすが1ロールで3ロール分である。

そして、9日の午前中に無事、1400円超のトイレットペーパーが配達された。ホッとひと安心である。


ネットニュースを見てだけでも気分が沈む。テレビを観ている人はもっと沈むんだろうな、と思う。最低限の情報は必要かな、と思ってネットニュースを見ていたが、もう見るのはやめようと思った。先ほど、東京都の感染者の90歳の男性が亡くなったという速報ニュースが入ったが、90歳は「コロナ怖いね」というよりも寿命なのではないか? と思う。餅を食べても絶命する世代なのだ。お馴染みのインフルエンザでも、いわゆる「風邪ですね」というものでも、命に係わる。それが、年を取るということなのだと思っている。


今日、私はインド式採用を回避できたことに。

謎のボーナスポイントを付与してくれたPayPayに。

届けてくれた佐川急便のお兄さんに。

感謝して眠ろうと思う。


今日も読んでくださってありがとうございました。

笑って免疫力を高めて参ります!!






 


栗原貴子のでこぼこオンナ道

栗原貴子/編集・ライター、コピーライター フリーランス歴23年。広告、宣伝、啓蒙につながるクリエイティブ制作、コピーライティングが得意。2019年より きもの伝道師 貴楽名義で着付けパーソナルレッスンを中心に活動開始。きもの歴は四半世紀越え。