脚本と浴衣スタイリングを担当しました【春夏秋冬2ndシングル】
こんにちは。栗原貴子です。
発売中のハンサムボーカルグループ「春夏秋冬」2ndシングル『1 ページ目の LOVE STORY ~夏恋~』。
TypeBのシングル(写真下)のジャケット着用の浴衣のスタイリングと、収録のボイスドラマの脚本を担当しました!
ジャケットの裏は浴衣姿の全身ショットも!
左からMASSEさん、KEIGOさん、TAKUYAさん、SHOJIさんです。
シングルを手にしばし「浴衣姿、しびれるわあ」と眺めるのに熱中。こちらの浴衣はハワイのアロハシャツのブランド「レインスプーナー」の生地を用いたものです。
そして、気づいた。
「あ! ボイスドラマ!!!」
うやうやしくCDをぺりぺり開封。CDプレイヤー付きのPCにして良かった!
ボイスドラマが面白くて、笑う。
自分で書いた脚本なのに、笑う。
まるで私の自画自賛のようですが、違いますのよ。
春夏秋冬のメンバーの声のお芝居と演出のおかげで、コピー用紙に印刷された文字のときにはなかった、臨場感や躍動感、情感にあふれていて。
脚本を書いた本人を笑わせてくれたのでした。
大変、面白く、そして大人の女性がちょっぴりキュンとくることと思います。
このボイスドラマを書くにあたっての、裏話を少しだけ。
大まかな設定は決まっていて、それを最初にお聞きしました。
例えば「2ndシングルのボイドラは夏のMASSEがメインです」とか、「曲に合わせた内容にしてください」といったことです。
そこからは、私の大人の女性が胸キュンするシチュエーションの妄想タイムです。
少女漫画的な世界観は『りぼん』『なかよし』で小学生のころから培いました。
少女漫画に出てくる男性を理想としたところで、あれは「女性漫画家が描いた理想の男性像であり、実在しません」ということは、小中学校の道徳の時間に教えるべきではないでしょうか?
同時に「少年漫画に出てくるヒロインのような女性はこの世にいない」ということも、道徳の時間に男子に教えるべきだと思います。冴えない主人公がたいした努力もせずに美女から一方的にモテる、という少年漫画あるあるの設定が少子化の一因であるといっても過言でないでしょう。
話がそれましたが、少女漫画に胸キュンした記憶を総動員するときが来たのです!
なんという幸運!!
おまけに、「彼らに浴衣を着せたい」という、私の積年の夢まで叶えていただけるという運びになって。
私の胸キュン残高をすべてつぎ込む勢いで、ボイスドラマの脚本をしたためました。
ここで、大変、勉強になったのが。
男と女の間に横たわる溝は、はてしなく深いということ。
元少年からの「胸キュン」のご提案はちっともキュンとしないどころか。
「男子ってばっかだよね」
と女子トイレでクラスメイトと話していた記憶がよみがえってくる始末。
まあ「男子ってばっかだよね」ということから、恋に発展させる展開というのは数多の名作ドラマがそうであるように、可能ではあります。しかしこれには、それなりの「尺」が必要。
春夏秋冬のボイスドラマは約15分。
ここに「男子ったら」と「胸キュン」を盛り込まなくてはなりません。
これまでの人生での数々のガールズトークを脳内で再生しながら、したためた作品です。
2ndシングルの脚本とスタイリングを担当するにあたり、超個人的にテーマとして掲げていたことがありました。
誰もが記憶のどこかにしまい込んでいる「好きな男子や憧れの先輩を遠くから見つめるだけで、胸がいっぱい」というような、無欲な恋心。そんな気持ちがフワッと蘇るような作品にしたいな、と思っていたのです。
こんなご時世だからこそ、とくに。
TypeAにはカバー曲『世界で一番暑い夏』が収録されています。プリンセスプリンセスのヒット曲の中でも、好きな曲なので歌詞の一部を、ボイスドラマの脚本に使用しました。「春夏秋冬」が唄うプリプリもナイスです。CD聴きながら一緒に熱唱しました。ほら、今、カラオケがね、アレなのでね。
CD、mp3ともにAmazonからお求めいただけます。
(リンクできなかったので「春夏秋冬 夏恋」で検索してくださいね!)
どうぞ、よろしくお願いいたします!
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